そんなにまでして牛のベロが食いたいか?!
仙台&松島強行(凶行?!)日帰り ツーリング

2007年11月4日 日曜日




8月の末に行った仙台ツーリングは、バイクで転倒してS氏への激突という事故を起こしてしまい、目的を達成できなかった。
以後、「早くリベンジを!」「バイクも動くし、運転手も動ける程度の怪我なのに挫折して帰ったツーリングなんて初めてだよ!」「いつ行く?」「オレに牛タンおごれよ!」と日々激しくなるS氏からの要望。
いや、お気持ちは分かりますし、全部オレが悪いんですが、なかなかタイミングというものがありましてね・・・。
(ちなみにパリダカの修理代は曲がったステップ代だけで許していただきました。m(_ _)m 感謝)

そんな中、11月4日の日曜日は、ニョウボ&娘がお祖母ちゃんと一緒に乗馬クラブへ行くということになり、「しめた!」とばかり、この日にツーリングの予定を立てた。
ちょうどいい具合にS氏もこの日なら大丈夫ということもあり、日取りは決定。
今回はN嬢も行けそうだったが、日が近づくに連れ都合が悪くなってしまい泣く泣く不参加。
また男の二人旅(※注:ボクらはゲイではありません。イヤ、マジで・・・)

前日夜、今回は娘が早く寝たこともあり、また、オレが前回より興奮せずにいられたため、案外早く床について眠れた。
午後10時半から深夜2時20分までとりあえず睡眠をとった。
携帯の目覚ましアラームに気づかなかったのだが、なぜかハタと目が覚めた。時計を見ると2時20分。
2時にアラームセットしたのだけど・・・まぁ、結果オーライか。

荷物のパッキングは前日に済ませておいたので、あとは身支度と着替え程度だ。
洗顔しつつヤカンを火にかけお湯を沸かし、コーヒーを淹れて飲む。軽く何か食おうと思ったが食欲がない。
前回の仙台行きでS氏から「仙台近辺と仙台〜松島間の地図を持ってくるように」と指示されたのを思い出した。地図を用意せずに行って「今回も指示は継続中に決まってんだろ!」と怒られたらイヤなので、急遽手書きで地図を用意。

午前2時45分。そろそろバイクを出さないと3時に出発できないな・・・と思い、駐車場で車を出し、続けてバイクを外に出し、車を戻してバイクのリアシートに荷物をくくりつけた。

午前3時、家に戻って犬の世話をチラっとし、着替えて外へ出る。
表の通りへバイクを押して出てから、エンジンをかけると、これが全然かからない・・・。
チョークを微妙に調節してなんとかエンジンスタート・・・冷や汗出るゼ。(^^;
ゆっくりと1〜2分の間暖気をし、スタート。
この時点で、3時17分だった。起床からエンジンスタートまで、順調に行っても1時間かかることを肝に銘じておこう。
教訓1:実際の出発時刻は、起床の1時間後になるので、余裕を持って起床すること。

今回は初冬の仙台ということで、気温の低さを考慮し、装備は充分にした。
上下ともサーマルウエアを着込み、上はTシャツx2枚に革のライダースジャケット、下は革のパンツに雨風をしのぐオーバーパンツを履いた。
さらに寒かったときのために、10数年前バス釣りにはまっていた頃に買ったゴアテックスの耐寒耐雨のダイワ製フィッシングコートを携行した。

家を出発して10分、三郷の入り口から外環へ上がった。
とりあえず目指すのは川口ジャンクションだ。
入り口ゲートをくぐり、グイっとアクセルをひねる。
激しくドラムを打つような「ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ・・・・・・」という音を響かせながらスピードが上がっていく。
胸が高鳴る瞬間だ。
オレの持論として、「人間は言うことをきかせるのが好き」というのがある。
そう、それはすなわち「支配する快感」なのである。
子供の頃、初めてラジコンカーを走らせたときの、あの蜜を舐めるような甘い快感。
実際の車を運転したとき、アクセルを踏み込んだ瞬間に爆発するエンジンの力を自分の力と勘違いしてしまう陶酔感。
全て、自分の意志を機械が素直に聞き、反映し、力を存分に発揮してくれる、それが人間にとって快感であり、悦びなのだ。

だからこそそれを突き詰め、運転技術を磨いて、より高みにいきたくなるのかもしれない。
暗闇の中で照らし出された高速道路を駆けながら、そんなことを思う・・・



しかし、実際には、それどころではなかった。

「さ、さみぃ〜〜〜〜〜!!!」(>皿<)

嘘だろ〜、なにこの寒さ・・・。ガクブル
革ジャケットは胸が寒い。
ゆるめていた首元のジッパーをあげる。
下半身はフル装備なので寒さは無いが、とにかく上半身が寒い。
教訓2:冬の高速道路は寒い。平地にいるとき汗だくになるぐらいの装備でちょうど良い。

川口JCTから東北道へ出る。
とにかく最初のPAでコートを着なくては・・・。
約30分ほどで蓮田SAに到着。
時刻は午前3時55分。



この30分で身体は冷え切っていた。
どのみちどこかで朝食をとるつもりだったので、SAの軽食コーナーで山菜そばを食う。
まわりには半袖の若者や、ミニスカートの女の子もいるというのに、こちらは上下革ジャン革パンツで温かいそばを食っているという有様。

ゆっくり食事をとり、体を温めてからバイクに戻る。
準備しておいたコートを着るのはもちろん、腰ベルトにカイロをつけた。
さらにグローブも操作性重視の革グローブから防寒用のグローブに替え、これにもカイロを装着。
襟元にはネックウォーマーを着けた。
これで今回準備した防寒用品は全て装着したことになる。
コレで寒かったらもうあとは我慢しかない。

蓮田SAをあとにし、本線へ合流。
「!」
やった、まったく寒くない。
快適だ。完全に快適だ。コレなら行ける!
意気揚々とアクセルを煽った。

目指すはS氏との合流地点「矢板北PA」。
集合時間は午前5時30分である。
逆算して充分間に合う時刻に出たので、無理せずゆっくりペースで走る。

あたりは未だ暗く、空は曇っているように見えた。
しかしその雲の奥に朝の光を内包しているようにも見え、夜明けが待ち遠しい気がする。

埼玉から栃木に入ると、グンと気温が下がってきた。
暖かかった装備ももはや役立たずか?!と思うほど寒い。
出る前に膝当てをしていこうか悩んで「そこまで寒くないだろ」と判断した今朝の自分を呪う。
その足よりもなによりも指先の冷え具合が酷く、動かすのに苦労する。
これじゃとっさにブレーキなどかけられるわけがない・・・ので、開いたり閉じたりの運動を繰り返した。

さらに走ること数十分。
宇都宮までの距離表示を見て、「平均100km/hで走ったら集合時間より全然早いジャン!」と思い、宇都宮より矢板北が手前だと思っていたオレは、さらにスローペースに。
これがまさに運の尽き。
いけどもいけども矢板の表示は出てこず、ついには宇都宮ICを通り越した。
栃木は茨城よりもっともっとずっと寒い。
しかしそんな寒さより問題なのは、矢板につかないことだった。
「ヤバイ、このままでは・・・(汗)」
不安になりながら走り続けると、ついに矢板ICの表示が!
なんと矢板北PAは宇都宮ICよりまだ20kmも先だったのだ。
矢板北の表示を見て焦ってペースをあげたものの、すでに時遅し・・・。orz チコク、ケッテ〜〜〜イ

PAに入ったのは午前5時41分。
二輪駐車スペースにユーロを停める。
辺りにS氏の姿は無し。
「よかった、遅れてるんだ」
ホッと胸をなで下ろし、PAに着いた時刻と状況をメモする。
顔を上げ、缶コーヒーでも飲もうかと売店の方を見ると、そこにS氏の姿が。
「遅いよ〜、15分の遅刻じゃん! オレ、1時間近くココにいるんだよ、早く行こうぜ!!」
「え、あれ? いたんですか? バイクは?」
「車用のところに停めてあるよ。いや〜、一般道で来たけど空いてて、飛ばしたら1時間近く前に着いちゃったんだよ〜、もう待ってられねぇよ〜」
身をよじるようにいうS氏。
「いや、遅刻は申し訳ないですが、1時間前に来たのはオレの責任じゃ無・・・」
「いいから、行こう。何、トイレ? え、休むの? 休憩するならその分早く来なきゃダメじゃん!!」
「そ、そうなんすか?! 初めて聞きました」
驚くオレ。
「そんなの言わなくても常識だろ。集合時間が5時半なんだから、休憩するならその前に来なくちゃ」
「すみません。ちょっと待って下さい。」
教訓3:集合場所で休憩を必要とする場合は、その休憩時間分早く到着すべし。

オレは用を足し、自分の予定通りコーヒーを買って売店の中の椅子に座って飲んだ。
そこへS氏がやってきた。
「寒いね〜」
「寒いです」
「ちゃんと準備してきた?」
「一応、出来る限りは。でも寒いです。」
ニヤっとしながらS氏。
「膝当てしてきた?」
「してこなかったです。」
「アホ・・・。寒いでしょ? この先もっと辛いよ、やめとく?」
オレもそれ自体は後悔していた。
膝当て、せっかくオフ遊び用に買った立派なヤツがあったのに。スネまで覆うようなヤツ。
アレがあれば、足はだいぶ暖かかったろう・・・だけど、血の巡りが悪くなりそうだからやめたんだよなぁ・・・失敗したなぁ・・・。
教訓4:膝当ては風を防御するための道具でもある。

行こうかやめようか真剣に考えていると、S氏が「やめるんなら、ココが最後だよ。」と言った。
たしかに、これ以上行ってからやめるんじゃ本当に無駄だ。
又迷惑をかけたら悪いと思い「じゃ、やめますか?」と問い返す。
しかしS氏は言った。
「まぁ、事故って俺の後ろに乗れば暖かいから、今日は行く。絶対行く」
「・・・そうですか。(^^;」
冗談を本気でとるなってことなのか、はたまたオレがどうなろうと牛タンを食わねば収まらないということなのか・・・。

準備万端でオレを待つS氏。


矢板北PAを出て、次は那須高原PAに寄った。
時刻は午前6時30分。
ここはさっきの矢板で話したのだが、オレのユーロの給油。
到着すると「給油だけで大丈夫?」とS氏が聞いてきたので「大丈夫です。」と答え、そのままGSコーナーへ。
13.34L給油。
ここまでの走行距離が182kmなので、計算すると13.64km/l。
アレ? リッター18kmくらい走るはずなんだけどな・・・。
その後すぐ本線へ戻る。

約1時間走行し、午前7時20分、安達太良PAに到着。


S氏も朝食をとるとのことで、軽食コーナーへ。
S氏は山菜うどん。オレはあまり腹が減っていなかったので食べなくてもイイくらいだったのだが、このあとS氏と空腹のタイミングが合わないのもイヤなので軽めにラーメンを食べた。
なにげなく選んだ安達太良ラーメンだったが、これが普通に旨かった。
ALWAYS三丁目の夕日に出てきそうな普通の昭和ラーメンで、そう言うのが好きな人にはオススメ。

ここで、今後の予定を相談。
このままのペースで行けば、午前9時半には仙台に着く。
牛タンのお店は昼時しかやってない、その時間を逃すと夜まで待たなくてはならないので、狙いを外さないようにしなくては。
前日1時間ほどしか寝ていないと言うS氏「オレ、夜までいることになったら泊まって行くから」。
え、マジすか?(^^;


ここまでの走行距離は246km。

S氏はメットのシールドに着いた虫を拭いていた。

そんな感じで安達太良PAを出発。

前回の教訓を生かし、今回はドボが先行。
S氏をミラーで確認しながら先へ進んでいく。

静かで確かなエンジン音・・・いや、エンジンの鼓動する振動と音が心地イイ。
止まることなく続く、鳴りやむことのない太鼓のような音。
ドコドコドコドコ・・・・・ドルゥゥゥゥゥゥ・・・・。
耳の奥に聞こえるその音は、遠くで鳴り響いているかのように思える。
周りの山々は紅葉の前の色なのか、緑の中に微妙なえんじ色や土色が混じっている。
空はちぎれ雲をはらみつつどこまでも清々しく青い。

なんでバイクなんだろう?
車とは絶対に違う。
車との違いはなんだろう?
快適さを捨てた、という点?
箱に守られてない不安感、不安定な二輪での走行、冷房も暖房もなければ音楽もない。
飲み物も飲めないし仲間とお喋りもできない。
それでもなんでバイクで出かけたいんだろう?
逆に、バイクが楽しいから車にはもう乗りたくないだろうか?
車に乗っている気分はどんなだったっけ???

様々な思いが景色と共にどんどん後ろへ流れていく。

前回、雨の仙台行では路面の轍に神経質になったが、今回はまったくそれがなかった。
しかしそれは雨だけのせいではなかったのだ。
前回の仙台ツーリングの時にユーロをコカしてハンドルを交換し、ブレーキのマスターシリンダーを交換した後、タイヤも交換した。
この効果が非常に大きかった。
ブレーキマスターシリンダーを和光のホワイトハウスで交換したのだが、その行き来で外環を使った際にタイヤが終わっていることに気が付いた。
それを替えたことにより、高速での安定感がぐっと増したのは事実だ。

今日も快調そのもの。
なんの不安もない・・・なんて清々しいんだ! バイク最高! 人生万歳!! とか思っていると、背後にS氏の姿がない。
まさかオレがS氏を置いていくなんて事があるだろうか?!
100km/hくらいだったのを80km/hに落としてしばらく走行してみるが一向に現れない。
「こりゃ、側にはいないな・・・」
まさか車の影で見えないウチに追い抜かれたとか?!
それにしたってオレの姿がずっと見えなかったら、さすがのS氏もペースをダウンするだろう(一時は)。
様々なことを考えながら走るが、S氏は現れなかった。
なんらかのトラブルかもしれない。
とりあえずオレは約束の菅生PAに急いだ。


午前8時58分。
菅生PA到着。

すぐさま給油。
11.7L入り、前回計測から160km走ったので計算すると、やはり平均燃費は13.6km/l。
そんなもんですか・・・。


とりあえず二輪スペースにユーロを停め、S氏を待つ。
トイレへ行き、コーヒーを買ってすすりながらユーロを撮影。

ニョウボにメールを入れたりして時間をつぶす。
もしこのままS氏があらわれなかったらどうすればいいのか?
まさか故障や事故で走行不能とか???
どっちにしてもハッキリと連絡が来るまで待つしかないか・・・などと考えていると、S氏のパリダカが見えた。

S氏はパリダカに乗ったままこちらに叫びかけてきた。
「パンクした〜。・・・先に仙台南で降りてる〜、休んでから来て〜・・・」
オレも何か言葉を返したのだが、なんて言ったか忘れてしまった。
飲みかけのコーヒーをぐいっと飲み干し、S氏を追いかける。

とはいえ、グローブ&メット装着でモタつくので、すでにS氏はその姿はとらえられないほど遠くへ行ってたのだが・・・。


菅生から仙台南ICまではあっという間。
出口を出るとS氏の姿が見えた。


「なんか、さぁ、なんなんだろうね? 牛タン、食わせない気かね?(笑」
「呪いですね。呪いですよ。(w」

軽く冗談を言い合い、今後の予定を聞く。
「このまま仙台市内方面へ向けて走り、途中のGSでパンク修理してみる。それで様子見てまた考えよう。」
「了解です。」

午前9時36分。
途中、パンクしてもほぼ予定通りの時間に仙台へ着いた。


10分ほど走ったところにあるGSの脇で修理開始。
「上手くいけば30分」というS氏。凄い手際。
「3日で3回やったから慣れた」んだとか。


チューブを外し、空気を入れ、バケツを借りて穴を探すS氏。
しかし穴が見つからない。


「おかしいなぁ〜????」を首をひねりつつ何度も水に浸け、慎重に穴を探すがそれでも見つからない。
しかたなく「異常なし」との判断を下し、チューブを戻してタイヤをはめ直した。


GSで空気入れを借りて入れるS氏。
オレはのんびり、お茶飲んだりキットカット食ったり・・・。

S氏が給油し、GSを出たのが午前10時45分。
仙台駅付近へ行き、目当ての店を探す。
オレが出がけに描いた地図を参考に、店へと近づく。

S氏は何度か来たことがあるようで、見当をつけて進んでいく。
オレはその後を着いていった。
やがて店を発見。開店10分前の午前11時20分。
すでに行列が!!

S氏が「どうする?」という顔でオレを見るので「並んでもイイですし、ここにこだわっているわけでもないので別の店を探すんでもかまいません」と答えた。
結果、並ぶことに。(w

店と通りを挟んで向かい側にある工事現場脇にバイクを停める。
どうせ並んで待つのなら少しでも早く並びたかったオレは、あせっていた。
ユーロも「ま、店の出入り口にかかってなきゃいいか・・・」という程度の微妙な位置。
S氏を追いかけ列に並ぶと、すぐにその点をつかれS氏から警告を受ける。
「あれ、店からずれてる? 怖いお兄さんの街だから気をつけた方がいいよ・・・。オレのバイクの後ろに移動したら?」
「え、マジすか?!」ドボはビビって、急いで移動させましたとさ。


一巡目の客が終わり、二巡目が順々にはいっていく。
もう少しだ・・・。


並んでから30分、やっと目の前に牛タンが!

S氏撮影。


ドボ撮影。


いや〜、感慨深い。
このために600kmを2回走るわけだし。

牛タンはぷりぷりと肉厚でジューシィ。
脂っこさは無く、程良い噛みごたえ。
付け合わせのキャベツも美味しい。
テールスープもアッサリでベストマッチ。
ご飯はとろろがかかってない麦ご飯で、オレとしてはとろろがかかっているタイプの方が好き。

牛タン定食1.5人前で1600円。
二人とも10分で完食。
キッチリおごりましたとも。えぇ。

たらふくになった腹を抱えながら、松島へ向かう。
S氏は松島まで行くのは初めてだそうだ。
オレは数年前、職場の旅行で行ったばかりだった。


仙台市街は若干の混み。
それを抜け、松島付近のいい景色が見えてくると、今度は車が大渋滞。
脇をすり抜けすり抜けなんとか到着。



こう見ると4台でツーリングみたい。(笑


空は曇りで、気温は低く風が冷たい。
結構寒かった・・・。


五大堂をバックにS氏。


オレも。


足下が透けている橋。
足下をよく見てしゃっきりしなさいと言う教えが込められているんだとか。




五大堂で〜す。
オレ、一切こういうのに興味ないんで、すみません。
正直、「こんなボロい建物有り難がって、アホじゃねぇの?」って思ってます。
すみません、みなさん。

S氏に誘われ五大堂でお参り。
50円払って、旅の安全と家族の無病息災を祈っておきました。
えぇ、手のひら返して祈っておきましたとも。(w


松島を眺めるS氏。


S氏撮影。


この松島で、フト、家族のことを思いだしてしまった。
ホームシックとは違う微妙な感情。
遠く引き離されてみて分かる寂しさとでも言おうか、フトした瞬間に猛烈な寂しさをホンの一瞬だけ感じる。それはあっという間に心の中で霧散し、ついで「あぁ、こんなに遠くに来ちゃって・・・帰りてぇ〜・・・・(w」と、シニカルに笑ってしまう。
その瞬間はツーリングのなかで一度だけ起こる場合もあれば数回起こる場合もある。
「早く帰って、暖かいベッドで寝ているニョウボにくっついてモフモフしたい!」そういう強烈な帰巣欲求。
ご大層なことに「生きてちゃんと帰らないと・・・」とかナントカ考えちゃう。


五大堂を含め、この場に滞在したのは20分。
帰り道の途中に観光道路的な物があった。とS氏がいうので、そこを登ってみることに。


つづく・・・>


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